毒笑小説

毒笑小説 (集英社文庫) 集英社 集英社文庫

塾にお稽古に家庭教師にと、VIPなみに忙しい孫。何とかゆっくり会えないものかという祖父の訴えを聞いて、麻雀仲間の爺さんたちが“妙案”を思いつく……。前代未聞の誘拐事件を扱った「誘拐天国」をはじめ、毒のある可笑しさに満ちた傑作が1ダース!名作『怪笑小説』に引き続いて、ブラックなお笑いを極めた、会心の短篇集。「笑い」追求の同志、京極夏彦との特別対談つき。(カバー裏側より)



 この本に収録されている「誘拐天国」、この日記の「大誘拐」のトコでぼくが「作品名が分からない!」とのたまってたヤツです。本屋さんで見つけて思わず買ってしまいました(苦笑)

 全十二編(+京極夏彦との対談)の短編集で、全編ブラックユーモアに溢れています。つーか、溢れすぎて笑えない作品も・・・

 個人的にはやはり「誘拐天国」が一番面白いかな。