2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 モノレールねこ

文藝春秋 2006年11月刊 268p 1524円(+tax) デブねこの赤い首輪にはさんだ手紙がつなぐ、ぼくとタカキの友情……「モノレールねこ」 夫を待つ時間に取り組んだ白いパズルの中に、犬の気配が……「パズルの中の犬」 家族をいっぺんに失った中学生の私と、ダメ叔父…

 食品の裏側 みんな大好きな食品添加物

東洋経済新報社 2005年11月刊 244P ¥1400(+tax) 添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。食品製造の「舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われている…

 邪魅の雫

講談社 講談社ノベルス 2006年9月刊 817P ¥1600(+tax) 「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」 昭和…

 ちょっとだけ水柿*1風に

以上で(つーかこのブログだと以下だけど)2006年に読んだ本の更新は終わりです。 全部で58冊でした。これが多いのか少ないのかわからないけど(少ないんだろう)だいたい週1冊ペースで読んできたことになります。ので、まあヨシとしよう。うん。 個人的…

 支那そば館の謎 裏京都ミステリー

光文社 光文社文庫 2006年7月刊 304P ¥533(+tax) 僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込ま…

 茨姫はたたかう

祥伝社 祥伝社文庫 2000年6月刊 283P ¥533(+tax) 〈童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?〉対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、…

 女子大生会計士の事件簿 DX.2 騒がしい探偵や怪盗たち

角川書店 角川文庫 2004年10月刊 205P ¥514(+tax) 会社とお金のビミョーな関係、私が教えてあげる! キュートな女子大生会計士・藤原萌実と新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で出くわす奇妙な事件、再び! 領収書偽造、原価率操作、インサイダー取引、ク…

 女子大生会計士の事件簿 DX.1 ベンチャーの王子様

角川書店 角川文庫 2004年10月刊 283P ¥533(+tax) あなたのキャリアや資産の命運は――すべて〈会計〉が握っている! キュートな女子大生会計士・藤原萌実と入所一年目の新米会計士補・柿本一麻が監査の先々で出くわす奇妙な事件。粉飾会計、会社乗っ取り、…

 桜宵

講談社 講談社文庫 2006年4月刊 283P ¥533(+tax) 一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました――。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー《香菜里屋》にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻が…

 コッペリア

講談社 講談社文庫 2006年7月刊 369p 629円(+tax) 恋をした相手は人形だった。作者は如月まゆら。だが、人形はエキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。修復を進める僕の目の前に、人形に生き写しの女優・聖が現れた。まゆらドールと女優が…

 家守綺譚

新潮社 新潮文庫 2006年10月刊 205P ¥362(+tax) 庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひ…

 甘栗と金貨とエルム

角川書店 2006年9月刊 283p 1300円(+tax) ――自分ひとりでやります。もし失敗しても、これは俺の“仕事”だから。 名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。 ―美枝…

 年が明けて

今流行のウイルスに罹って、 うんうん唸ってる間に年が明けてしまいました。あけまして、おめでとう というか、 あけました、どうしよう?まあ、とりあえず再開です。