2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 冬のオペラ

角川書店 角川文庫 552円(+tax) 勤め先の二階にある「名探偵・巫弓彦」の事務所。わたし、姫宮あゆみが見かける巫は、ビア・ガーデンのボーイをしながら、コンビニエンス・ストアで働き、新聞配達をしていた。名探偵といえども、事件がないときには働かなけ…

 狩野俊介の記念日

徳間書店 TOKUMA NOVELS 819円(+tax) ――イブの夜 九時 思い出の場所で待つ 尭子――老人の元に届いた電報は、五年前に死んだはずの妻からのものだった。誰がそんなことをしたのか。単なる嫌がらせとも思えない。しかも彼には文面が告げる思い出の場所について…

 名前の日本史

文藝春秋 文春新書 660円(+tax)

 兎の秘密 昔むかしミステリー

講談社 講談社文庫 533円(+tax) 「かちかち山」の兎と狸の「妖しい関係」があぶりだす殺人事件の真相。「浦島太郎」が乗った亀は、タイムマシンだった?「花咲爺」で本当の悪者は誰だったのか?サルカニ合戦を恐れ、さる年の男を拒絶する蟹座の女。一寸法師…

監修 落語で読み解く「お江戸」の事情

青春出版社 プレイブックスインテリジェンス 700円(+tax) 「九つ」ってのは、何どきだい?江戸の経済、吉原の遊び、長屋の暮らしを、熊さん、八つぁんがご案内。(カバー表紙より)

お盆以降に読んだ本、10冊をまとめてUP。 そんなわけで8月中の読了日は結構いい加減。つーか、適当。 感想は・・・書きたいケド、時間がぁぁぁぁ

ターン

新潮社 新潮文庫 590円(+tax) 真希は29歳の版画家。夏の午後、ダンプと衝突する。気がつくと、自宅の座椅子でまどろみから目覚める自分がいた。3時15分。いつも通りの家、いつも通りの外。が、この世界には真希一人のほか誰もいなかった。そしてどんな一日…

スキップ

新潮社 新潮文庫 743円(+tax) 昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた>>目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳…

超・殺人事件―推理作家の苦悩―

新潮社 新潮文庫 480円(+tax) 新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる――。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事…