朝日ソノラマ ソノラマ文庫 476円(＋tax) 地球での侵略業務を成功裡に終えたハウザーは、核恒星系に帰還した。凱旋のはずなのに、その顔色は冴えない。帰還先には、何よりも避けて通りたい恐ろしい姉、ダイアナが待ちかまえているのだ。そして、目下のスポン…

新潮社 新潮文庫 438円(＋tax) “あんなに遠くにいる月が波を渚に誘うのなら、近くにいるあなたがボクの心を誘うのは当然ですね”――収集した名台詞の使い方を考察する「殺し文句の研究」ほか、列車の旅の楽しみはワン・カップとビール、おつまみはなんといって…

集英社 集英社文庫 514円(＋tax) 東京は下北沢の片隅にある骨董品屋・雅蘭堂。店主の越名集治は実は相当の目利きなのだが、商売はそれほど上手くない。おかげでいつも開店休業状態。それでも、ひとたび記憶や思いのこもった骨董品をめぐって事件が起きると、…

東京創元社 創元推理文庫 560円(＋tax) 私も、物語を書いてみようかな――入江駒子のつぶやきは「じゃあ書いてごらんよ」のこえにあっさりと迎え入れられた。幾つもの名前を持っている不思議な女の子との遭遇、美容院で耳にした噂に端を発する幽霊の一件、学園…

光文社 光文社文庫 476円(＋tax) 実業家・加瀬恭治郎が、焼死体で発見された。刺殺された上に、部屋に火をつけられたのだ。6年前には、加瀬の妻が殺され、未解決となっていた。ふたつの事件は繋がっているのか!? 死体の傍らに落ちていた鍵、焼け跡から見つか…

新潮社 新潮文庫 400円(＋tax) 五年生の夏休みの第一日目、私はユウカイ（＝キッドナップ）された。犯人は二ヶ月前から家にいなくなっていたおとうさん。だらしなくて、情けなくて、お金もない。そんなお父さんに連れ出されて、私の夏休みはいったいどうなっ…

古本屋で立ち読みして購入。 もう、フィーねえさん最高。

東京創元社 創元推理文庫 520円(＋tax) ことばが、頭から消えていくんだ──役者生命を奪いかねない症状を訴える若手歌舞伎役者中村銀弥。後ろめたさを忍びながら夫を気遣う若妻。第一幕に描出される危うい夫婦像から一転、第二幕では上演中の劇場内で起こった…