オーデュポンの祈り

オーデュボンの祈り (新潮文庫) 新潮社 新潮文庫

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている"荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?(カバー裏より)



伊坂幸太郎のデビュー作で、第五回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作。の文庫版。


大判は前に妹が図書館から借りてきたのを又借りして読んでいるので、一応再読。
再読なので、最初に読んだときほどの驚きとか魅力なんかは薄れてしまっているけれど伊坂節とも言える独特の世界観と色使いが僕は好きです。