ハッとしてトリック!

ハッとしてトリック! (C・NOVELS) 中央公論社 C☆NOVELS 945円(税込)

Jリーグ第二ステージ開幕が迫った八月初旬。ワールドカップ予選日本代表候補選手・安東大吾が奇怪な死を遂げた。それも衆人環視の中での爆死……。週刊誌記者の犬飼大志朗は、偶然現場に居合わせた後輩記者の黒木典江*1とともに取材を開始する。警察も、異常なこの事件に自殺・他殺の両面から捜査を始めた。次第に明らかになる安東の人間関係、そして「田中に殺されるかも知れない」という生前の発言。事件は他殺、しかも身近に犯人がいると確信を深めた大志朗だが、その矢先、第二の変死事件が発生する! 推理小説界日本代表・鯨統一郎が、サッカーファンに捧げる驚愕のミステリー!!(カバー裏より)



 密室犯罪あり、ダイイング・メッセージあり、そんでもって探偵役が週刊誌の記者で恋に落ちるかどうか微妙な雰囲気の二人組と、……もしかして火曜サスペンス劇場ですか?

*1:作中では「黒木典絵」…誤植かな?と、重箱の隅をつついてみたり