裏切りの日日

裏切りの日日 (集英社文庫) 集英社 集英社文庫 533円 (+tax)

人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1回についたときには消えていた! その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり……。(カバー裏より)



小説の初版が1986年。単行本になると1981年刊行なので20年以上前の作品。
古き良き時代のハードボイルドといった趣なのだけどいかんせん古くさい。今となっては模倣、亜流が出過ぎていてトリックにしろ内容にしろ深く考えなくても想像ができてしまう。こーゆーハナシは日本家屋とかと違って鉄筋コンクリート製の建物と同じでただただ古くなっていくものだから。
んー残念。
できれば初版とか重版ぐらいで読みたかったなぁ・・・