日曜の夜は出たくない

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説) 東京創元社 創元推理文庫 740円 (+tax)

空中散歩を楽しんでいた鳥人が墜落(?),孤独な少女を慰める「おじちゃん」の死,メルヘンが語り継ぐ海辺の因果な出来事,衆人環視の舞台で迫真に過ぎた死の演技,あやしの館に繰り広げられる摩訶不思議,意趣返しをたくらむ男が潜入した怪アパート,血も凍る「日曜の切り裂き魔」の正体は……かくも珍かな事どもの,陰に日向に現れる無頼の徒こそ<猫丸先輩>その人である。音に聞こえた傍若無人,横紙破りで自由奔放,飄々乎たる其言也善??――個性派脇役陣の心情・思惑無くするものぞ,超自然体の探偵は我が道を行く。猫丸流“傾きの美学”をとくとご覧あれ。 (中表紙より)



箇条感想

  • 基礎知識として。
  • 猫丸先輩シリーズの第一作。兼作家「倉知淳」のデビュー作。
  • これがねぇ・・・面白いくらい面白くないんだわ。
  • だいたい、『本格』のクセにトリックの理論が破綻してるってのはどーなのよ?
  • とツッコミどころ満載のこの本。興味のある方は是非ご一読を(とフォロー)