2005-10-26 夏休みは命がけ! とみなが貴和 角川書店 角川文庫 648円(+tax) バイト先に向かう群馬の高校二年生・瓜生高明は、駅で絶縁状態の幼なじみ、五郎丸とすれ違う。変わり果てたその姿に五郎丸の妹・綾に電話すると、よりによって祖父の猟銃が持ち出され、部屋には遺書が!? 兄を連れ戻して、という美少女の頼みを断り切れず、瓜生は東京行きの電車に飛び乗る。もちろん知るよしもなかった――数時間後、五郎丸とともに東京中を犯罪組織に追われる身になろうとは! 少年二人が駆け抜ける、夏の一日の切なく危険なゲーム! (カバーより) 箇条感想 ツッコミどころが多すぎるこの作品。さて何処からツッコんでよいものやら。 とりあえず、上の表紙画像は《スニーカー文庫》版で角川文庫とは違います。 内容的には「24」でいいのかな? 《角川文庫》版で作者があとがきに述べているように「(面白ければ)何でもアリの、禁じ手ナシ」のラノベ精神に則ってどこまで目をつぶれるかが、面白い/面白くないの評価の分かれ目。