青葉の頃は終わった
光文社 光文社文庫 533円(+tax)
河合瞳子が大阪郊外のホテル七階から飛び降りた。周囲を魅了した彼女の突然の死。大学卒業から五年、その知らせは仲間に大きな動揺を与えた。そんな折り、友人たちに瞳子からのはがきが。そこには、私のことを殺さないで、とあった。彼女をしに赴かせたものは? 答えを自問する残された者たちがたどり着いた先は? ほろ苦い清秋の終わりを描く感動のミステリー。
(カバーより)
箇条感想
- 相変わらず「痛い」内容。
- 個人的には痛みを通り抜けて精神的不安定にさせるような、苦い記憶を蘇らせてくれちゃったりもする内容。とはいえ、これ以上は自分語りになるので書かないが。
- 某書評にあったけど、舞台は大阪なのにみんな標準語を語るという違和感は、実はあんまり感じない。僕がそっち方面に住んだことのあるの人間じゃないからかも。