猫島ハウスの騒動

猫島ハウスの騒動 (カッパ・ノベルス) 光文社 カッパノベルス
2006年7月刊 294P ¥857(+tax)

奇妙な事件に奇矯な人々、そして猫・猫・猫…… ユーモアとシニカルを絶妙にブレンドコージー・ミステリーの名手、若竹七海の真骨頂!!


 葉崎半島の先、三十人ほどの人間と百匹を超える猫が暮らす通称・猫島。民宿・猫島ハウスの娘・杉浦響子は夏休みを迎え、家業の手伝いに精を出す日々を送っている。そんなある日、ナンパに勤しむ響子の同級生・菅野虎鉄が見つけてしまったのはナイフの突き立った猫の死体、いや、はく製だった!? 奇妙な「猫とナイフ」事件の三日後、マリンバイクで海の上を暴走中の男に人間が降ってきて衝突した、という不可解な通報が! 降ったきた男は「猫とナイフ」事件にかかわりがあるようだが……。のどかな「猫の楽園」でいったい何が!? 真夏の猫島を暴風雨と大騒動が直撃する!
(カバーより)



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