不思議島

不思議島 (創元推理文庫) 東京創元社 創元推理文庫
2006年5月刊 247P ¥552(+tax)

鏡を通り抜けたように、海峡の前と後ろに同じ世界があらわれた――伊予大島で中学教師を務める二之浦ゆり子は、島の診療所に赴任してきた青年医師・里見に誘われ、戦国時代の文献に登場する不可思議な現象の謎解きをするため瀬戸内海の小島巡りに同行する。その際、ひとつの無人島を目にしたことで、ゆり子の過去の悪夢が蘇る。彼女は十五年前誘拐され、その島に放置されたことがあるのだ。里見と交際を始めたゆり子は、彼とともに十五年前の謎と向き合う決意を固めるが、浮かび上がってきたのはゆり子が想像もしなかった驚愕の真実だった!どんでん返しが冴えるトリッキーな野心作、《多島斗志之コレクション》開幕!
(内表紙より)



箇条感想

  • 正直読後感は悪い。