2007-04-30 青猫家族輾転録 伊井直行 新潮社 2006年4月刊 253p 1700円(+tax) 70年代半ばの就職氷河期に中堅商社に入った「僕」の社内抗争、リストラ、独立、合併と続く社会人としての転変と、一人娘の不登校、不良化を防ごうとする父親、家庭人としての奮闘をユーモアのある読みやすい文章で描く、切実な現代の物語。30年前に死んだ大好きだった叔父さんに語りかける、暖かくて新鮮な大人の小説。 (帯より) 収録作品 ・本編 ・ノート 箇条感想 文章が丁寧でブレがない分、非常に読みやすかった。 読了は2007.2月