枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記

枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記 寿郎社
2005年8月刊 299p 1,500円(+tax)

直木賞作家 山本文緒氏激賞!
「北大路公子はアクの強い“北の珍味”です。ビール片手にお読みあれ」


「おねえちゃん、うちのはもうすっかり魔法が解けちゃって、全然使い物にならないから、これもらっていっていい?」
「ええー? 魔法がとけたっ? ああ、なんということ。まさに一大事。魔法が解けるのはよくない。放っておいたらきっとなにか恐ろしいことが起こる。さあさあはやく持っていきなさい。はやく持って帰って魔法を。新しい魔法を! その手で! チチンプイプイと!」
という手法を使って我が家から魔法瓶を一つ持ち帰った妹はおねだり上手。
(本書「魔法。」より)
(帯より)



箇条感想

  • ブログなんて言葉が出る前、「エンピツ」という日記サイトでの超人気だった「なにがなにやら」をまとめた本。当時は「モヘジ」というハンドルネームでした。
  • 「はじめに」にも書いてあるのですが残念なことに削られた部分が結構あります
  • とはいえ、出版からほぼ2年ずーっと探していた一冊で、某書店で見つけたときはもう嬉しくてねー。
  • 読了は2007年8月3日