十字架クロスワードの殺人

十字架クロスワードの殺人 ノン・ノベル―天才・龍之介がゆく! 詳伝社 ノンノベル


僕の好きなシリーズで今年の春先の新刊なんだけど漸く読めました(苦笑)


龍之介シリーズの4冊目で初の長編。
個人的なことを言わせて貰えば、おんなじ「天才」の出てくるミステリでも
こないだまで読んでたS&Mシリーズよりは遙かに好感が持てます。
たぶん、登場人物のデフォルメの程度が上手いんだと思うけど。


場所の異なるところで二つの殺人事件が発生。
片方は龍之介クンと光章クンの天地’sコンビ、
もう片方は光章クンのガールフレンドの一美サン+αの担当で
それぞれ同時に進行していくという手法を採っています。
ロジックが複雑な所為か頭のワルイおれの場合、読んでて思わずうがーっと・・・(苦笑)


光章クン(←実はこの人おれよりもかなり年上なんだけどちっともそんな感じがしない)と
一美サンの仲が単行本4冊目にして漸く一歩前進とは・・・気が長いネェ二人とも。
てか、今回の件で一美サンはピンでもいいんじゃないかって気が・・・