明治無頼伝

明治無頼伝 (角川文庫) 角川書店 角川文庫

新選組三番隊長・斎藤一は、鳥羽伏見の敗戦後も官軍に抗戦、奥羽戦役では会津藩に身を投じて戦い抜く。維新後は藩と命運を共にし、滅藩、斗南移住の苦難を経て、正式に藩士となった斎藤一は、薩長藩閥政府に抵抗を続ける旧会津藩士・高津仲三郎の足跡を追う。東京、大阪、京都、御五神島、佐賀、東京とたどるうちに、不平士族の反乱が続き、彼らの立場に同情を寄せ、陰ながらその支援に生きる道を求める。時代の変化に屈せず、あくまで己の節を曲げなかった斎藤一の生の軌跡を追い、敗者の視点に立ったもう一つの維新史を描いた長編時代小説。(カバー裏より)



(4/4追記)
読了が一ヶ月以上も前なんで内容、忘れちゃいました。あはははははは。・・・えーと、あんま面白くなかったような記憶はあるんですが。はい。
とはいえ、そうも言ってられないので思いだしたところだけ。
物語は基本的に斎藤一が戊申戦争後、会津藩につき従って斗南藩として移住させられてから警視庁(の当時名前は忘れた)に再就職(?)する「空白の十年間」がメインです。
その間、ふとした経緯で追いかけることになった高津仲三郎の追跡劇を軸に愛妻・時尾サンとの結婚、藤田五郎への改名なんかのエピソードが挿入されていると思いましたが細かいことはホント忘れました。