ARIEL 20

ARIEL〈20〉 (ソノラマ文庫) 朝日ソノラマ ソノラマ文庫

検疫の名目で国連ビルはエリアルごと隔離封鎖され、マンハッタンは厳戒態勢に入った。国連会議場で今後の宇宙人の対応をめぐる不毛な討議が続けられる一方、アメリカは北大西洋に主力艦隊を集結させて、宇宙人の超技術狙いの露骨な意思を示す。踊る会議と大国のパワーゲームに終止符を打つために、岸田博士はエリアルごと国連を脱出してSCEBAIに向かい、アメリカに事実上の宣戦布告をする策に出た。52話全20巻、シリーズここに完結。(カバー裏より)



(4/4追記)
 エリアル全52話がよーやく完結です。1巻の初出が1987年3月だから足かけ14年、そりゃ僕だって歳を取ろうってモンです。


 最終巻は最終巻に相応しく地球人メインです。が、このハナシ、20巻も引っ張っておいて大団円にならないような、そんなあざといコトはないので(笑)結局のところはこの巻全体がエピローグみたいなところがあります。少し物足りないとはいえそれはそれで楽しいんだけどね。
 で、宇宙人の決着は付いたのか?というとこの巻では一切触れられていない。あれぇ?と思ってたら、どうやら外伝とやらが出そうです。
ってコトはまだ終わってないんじゃあ・・・