虹の天象儀

虹の天象儀 (祥伝社文庫) 祥伝社 祥伝社文庫

まるで宇宙船のようにも見える、不思議な形をした星の投影機。四十四年間の使命を終え閉館した東京・渋谷の五島プラネタリウムに、不思議な少年がやって来た。「おじさん、プラネタリウムはどんな時代の星でもつくれるんでしょう?昔に吸い込まれそうになったことはない?」――一つの思いが心に刻まれ、昭和二十年前後の時代にタイムスリップする感動の物語!



(4/5感想)
 2001年3月に閉鎖した五島プラネタリウムに対するオマージュ作品。
 らしいのだけど、ぼく自身、五島プラネタリウムの閉鎖をニュースで見て初めてその存在を知った人間なんでいまいち思い入れが、ね。
 このプラネタリウムに通ったことがある人ならばもう少し違った目で見られたのかも知れないけど・・・で、どうなんだろ?面白かったのかな?なんかいまいちだったような気が・・・


 (作品が)言いたいことは分かるのだけど、ハッキリ言って面白さが分からない。伝わってこない。やっぱり思い入れがないとダメなのかも。