沼地のある森を抜けて

沼地のある森を抜けて 新潮社 1800円(+tax)

始まりは「ぬかどこ」だった。
先祖伝来のぬか床が、呻くのだ――


だいじょうぶだ。世界は終焉を迎えない。
どんな形を取っても、何に形を変えても、
伝わってゆく何かがある。
生命は、いつか必ず、光のように生まれてくる。
(帯より)



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