2005-10-04 沼地のある森を抜けて 梨木香歩 新潮社 1800円(+tax) 始まりは「ぬかどこ」だった。 先祖伝来のぬか床が、呻くのだ―― だいじょうぶだ。世界は終焉を迎えない。 どんな形を取っても、何に形を変えても、 伝わってゆく何かがある。 生命は、いつか必ず、光のように生まれてくる。 (帯より) 箇条感想 -