月曜日の水玉模様

月曜日の水玉模様 (集英社文庫) 集英社 集英社文庫
2001年10月刊 268p 495円(+tax)

いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった――。丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。やがて2人は、身近に起こる不思議な事件を解明する〈名探偵と助手〉というもう一つの顔を持つように……。謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作短編ミステリー。
(カバーより)



箇条感想

  • ゆるくて暖かくて、そして切ない。実に「らしい」作品。
  • 実は本編とは全く関係ないところで作者の遊び心が入っていたりする。
  • ひとつは各短編のタイトル。もうひとつは・・・。