深淵のガランス

深淵のガランス 文藝春秋
2006年3月刊 252p 1571円(+tax)



箇条感想

  • 購入時、既に帯が無い。新刊なのに。・・・困ったなぁ。

 銀座の裏通り、昭和初期の建築とおぼしきビルの二階。そこに居を構える《花師》佐月恭壱にはもう一つ、《絵画修復師》としての顔をもつ……
 洋画の大家、長谷川宗司の孫娘から受けた修復師としての仕事。画伯の代表作とされるパリの町並みが描かれたその絵にはもう一つ、全く別の絵が隠されていた。――深淵のガランス
 東北の片田舎で見つかった洞窟壁画の修復を依頼される佐月。人類の宝ともいえる洞窟壁画の修復にのめり込む佐月の元に四ヶ月前に修復した絵画についての問い合わせが入る。実は一枚の絵が分割されていたその絵画と洞窟絵画の間には在日華僑の実力者、朱大人の存在があった。――血色夢

  • と、こんな感じかなぁ・・・