2007-01-07 コッペリア 加納朋子 講談社 講談社文庫 2006年7月刊 369p 629円(+tax) 恋をした相手は人形だった。作者は如月まゆら。だが、人形はエキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。修復を進める僕の目の前に、人形に生き写しの女優・聖が現れた。まゆらドールと女優が競演を果たすとき、僕らは? 日本推理作家協会賞受賞作家が新境地を開く、初めての長編ミステリー。 (カバーより) 箇条感想 「僕」と「私」のそれぞれの視点から書かれた作品。 「私」についてはすぐにわかるけど「僕」が何者であるかがわかるのは中盤以降なので、その分サスペンス的かな?と。 読了は2006.10月中旬。たぶん。