家守綺譚

家守綺譚 (新潮文庫) 新潮社 新潮文庫
2006年10月刊 205P ¥362(+tax)

庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。――綿貫征四郎の随筆「烏〓苺記(やぶがらしのき)*1」を巻末に収録。
(カバーより)



箇条感想

  • 単行本を妹に盗られたので購入。
  • 読了は2006.10月上旬

*1:註:〓は草冠に斂