水辺にて on the water/off the water

水辺にて―on the water/off the water 筑摩書房
2006年11月刊 221p 1400円(+tax)

カヤックで漕ぎだす、豊かで孤独な宇宙。そこは物語の予感に満ちている。


水辺でゆったりと、自分自身を自然の中に
チューニングするかのように浮かんでいると、
それでも、
どこかに光があるような気がしてくるのが不思議だ。
生命は儚い、けれどしたたかだ。
……何をあんなに焦っていたのだろう。
この循環の一部になりきればいいことなのに。
(帯より)

収録作品
 風の境界 1 / 風の境界 2 / ウォーターランド タフネスについて 1 / ウォーターランド タフネスについて 2 / 発信、受信。 この藪を抜けて / 常若の国 1 / 常若の国 2 / 常若の国 3 / アザラシの娘 1 / アザラシの娘 2 / アザラシの娘 3 / 川の匂い 森の音 1 / 川の匂い 森の音 2 / 川の匂い 森の音 3 / 水辺の境界線/海からやってくるもの / 「殺気」について / ゆっくりと/隠国の水 1 / 隠国の水 2 / 一羽で、ただただじっとしていること



箇条感想

  • 正月休みに実家で読了して、バックの中に入れっぱなしのまま、すこーんと忘れて今日出てきた。
  • 読了は2007.1月7日