2008-01-14 トラや 南木佳士 文藝春秋 2007年11月刊 196p 1333円(+tax) 冬の朝、死の淵に見入っていた私を引き戻したのは、足元にまとわりつく小さな生き物のぬくもりだった。 うつ病に苦しみ、老父の介護に疲れた私のもとへ現われた子猫。軒下で鳴いていた。トラや、ともに生き、生き延びてきた十五年をここに記そう。 (帯より) 収録作品 ・本編 箇条感想 随筆?……私小説かな? うつ病に罹った「わたし」と、ひょんなことから飼われるようになった猫「トラ」の物語。なんだけど割と微妙。 ブンガク臭っていうのかな、ホント微妙。 読了は2008年01月14日