失われた町

集英社 2006年11月刊 428p 1,600円(+tax) 30年に一度起こる町の「消滅」。忽然と消える住民たち。そんな理不尽な世界を生きる人々の悲しみ、そして希望とは――。 (帯より) 収録作品 ・本編 箇条感想 - 読了は2007年10月21日

 田舎の刑事の趣味とお仕事

東京創元社 2007年8月刊 236p 1,500円(+tax) 彼の名は黒川鈴木。姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。職業は警察官。階級は巡査部長。既婚で子供はない。酒もタバコもやらない。ギャンブルなど論外。ふだんはヒマでも、事件が起これば…

 つくもがみ貸します

角川書店 2007年9月刊 255p 1,400円(+tax) お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟二人で切り盛りする、小さなお店「出雲屋」。 鍋、釜、布団にふんどしまで、何でも貸し出す出雲屋ですが、よそにはないような、ちょっと妙な品も混じっているようで……。 彼らは、生…

 今日の早川さん

早川書房 2007年9月刊 110p 1,000円(+tax) SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さん。個性豊かな女の子たちの、本と読書をめぐる日常のアレコレ。 (カバーより) 収録作品 …

 この人と結婚するかも

集英社 2007年9月刊 168p 1,200円(+tax) この「ドキドキ」って、勘ちがい!? 最初は美大の学食でのこと。そして、その後もそれからも。私、この人と結婚…と、思ってしまうのは妄想? 時間、温度、素材。恋も料理もこの三つには気をつけろ! 料理教室を開いて…

 烏金

光文社 2007年7月刊 253p 1,400円(+tax) 因業な金貸し婆、お吟のもとに現れた謎の若い男、浅吉。お吟のもとで押しかけ居候を始めた浅吉には、実は秘密の目的があった…相棒の烏、勘左とともに、浅吉が貧乏人を救う! (帯より) 収録作品 ・本編 箇条感想 - …

 猫――クラフト・エヴィング商會プレゼンツ

中央公論新社 2004年7月刊 188p 1,600円(+tax) 美しく しなやかでお上品 さうかと思うと 悪魔のやうに残忍。 飼えばきつと 面白いにちがひありません。 谷崎潤一郎「ねこ」より 猫に魅せられた作家達の珠玉の随筆集。 たったいまうろついていた野良猫と半世…

 書物狩人 Le Chasseur

講談社 講談社ノベルス 2007年4月刊 228p 800円(+tax) 世にでれば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する。その存在は謎に包まれ、彼らの活動が表に出たことは一度もない――書物狩人。…

 敵は海賊・正義の眼

早川書房 ハヤカワ文庫 2007年6月刊 306p 620円(+tax) タイタンの首都メカルーク。市警警部のネルバルと広域宇宙警察の実習生サティが現場で目撃したのは、八体の惨殺死体と「海賊を始末した」という犯行声明だった。いっぽう海賊課刑事のアプロとラテルは、…

 陰陽師 夜光杯ノ巻

文藝春秋 2007年6月刊 304p 1,381円(+tax) 晴明の呪、博雅の笛が京の闇に響くとき―― 若き陰陽師・安倍晴明と雅楽の名手・源博雅が龍神、幽鬼、獄卒、怨霊たちが引き起こす怪事件を鮮やかに解決する大人気シリーズ。全9篇を収録! (帯より) 収録作品 ・月琴…

 枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記

寿郎社 2005年8月刊 299p 1,500円(+tax) 直木賞作家 山本文緒氏激賞! 「北大路公子はアクの強い“北の珍味”です。ビール片手にお読みあれ」 「おねえちゃん、うちのはもうすっかり魔法が解けちゃって、全然使い物にならないから、これもらっていっていい?」…

 ぐるりのこと

新潮社 新潮文庫 2007年7月刊 223p 420円(税込) 旅先で、風切羽の折れたカラスと目が合って、「生き延びる」ということを考える。沼地や湿原に心惹かれ、その周囲の命に思いが広がる。英国のセブンシスターズの断崖で風に吹かれながら思うこと、トルコの旅の…

 玻璃の天

文藝春秋 2007年4月刊 225p 1,250円(税込) 昭和八年。時代を見つめ謎に挑む令嬢と女性運転手。 箇条感想 この頃読了の作品がごっそり無いのは多分妹に強奪されたためかと。 なので上記の作品情報はYahooBooksから転載したものです。 読了は2007年7月9日

 キャットシッターの君に。

角川書店 2006年10月刊 231p 1,470円(税込) 一匹の茶トラが、僕らを出会わせてくれた…。猫によって、ゆっくりと癒され、結びついていく、孤独な人々の心と心…。静かな救済の物語―。陽だまりの猫のような気分になれる小説。 箇条感想 この頃読了の作品がごっ…

 ちんぷんかん

新潮社 2007年6月刊 264p 1,470円(税込) 江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に…

 パパとムスメの7日間

朝日新聞社 2006年10月刊 368p 1,785円(税込) イマドキの女子高生・小梅16歳と、冴えないサラリーマンのパパ47歳。ある日突然、「大キライなパパ」と「最愛の娘」の人格が入れ替わってしまったら?ドキドキの青春あり、ハラハラのサラリーマン人生あり。ハー…

 モップの魔女は呪文を知ってる

実業之日本社 JOYNOVELS 2007年6月刊 257p 860円(税込) 深夜のスポーツクラブでひとり残ったスタッフの行動は―。希少種の猫を入手するため、バイトをかけもちする女子大生が―。小児病棟に配属された新人看護師の前に現れた"魔女"の正体は―?妹を殺害してしま…

 レインレイン・ボウ

集英社 集英社文庫 2006年10月刊 310p 560円(税込) 高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した、七人の女性たち。二十五歳を迎え、それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で奮闘する栄養士、過去のあやまちを引きずる主…

 精霊の守り人

新潮社 新潮文庫 2006年9月刊 360p 580円(税込) 老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける…

 マジカルランド 個人情報、保護魔法! 

早川書房 ハヤカワ文庫SF 2006年2月刊 478p 800円(+tax) かつての魔法探偵社の事務所に、借金取りが襲ってきた! 聞けばスキーヴがクレジットカードで多額の買物をし、支払いを逃れているという。事情を知るためフリッバー次元の銘店街に赴いたオゥズは、そ…

休日

休日恒例となりつつある更新終了。 頑張って7冊更新したので、あと9冊。 ・・・前回更新終了時よりも増えている不具合発生w そういえばISBNコードが変わったんだねー。知らなかったです。 閑話休題。 せっかくのお休みなのに地震で起こされました。 僕の地域…

 書店繁盛記

角川書店 2006年9月刊 310p 1600円(+tax) 本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている 若い書店員の奮闘から、本と出版の未来を考える (帯より) 収録作品 ・はじめに ・第一章 リアル書店で働いています ・第二章 本屋さんの事件簿 ・第三章 開店準備は…

 ラスト・イニング

角川書店 2007年2月刊 238p 1200円(+tax) 「バッテリー」屈指の人気キャラクター瑞垣の目を通して語られる、彼らのその後の物語―― (帯より) 収録作品 ・マウンドへと ・白球の彼方 箇条感想 再試合の直前の「マウンドへと」と、後日談「白球の彼方」。 「…

 フィッシュストーリー

新潮社 2007年1月刊 258p 1400円(+tax) 「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。 デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の…

 建てて、いい?

講談社 2007年4月刊 177p 1300円(+tax) 30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。それは、家を建てること――。仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家……それは正しい女の生き方ですか。 「家、欲しいな」 わずかであっても空間に囲まれている、独立し…

 終焉の詩 フェンネル大陸偽王伝

講談社 講談社ノベルス 2007年3月刊 323p 950円(+tax) 強国シスタスがソルド王国を再び侵略―― 最悪の報せが偽王フェンベルクに齎された。小国に残る友を救うため、戦いと恐怖の連鎖を断ち切るため、彼女は全ての元凶シスタス皇王がいる地へ。だが辿り着いた…

 バッテリーVI

角川書店 角川文庫 2007年4月 298p 514円(+tax) 「おれはピッチャーです。だから、誰にも負けません」いよいよ、巧たち新田東中は、強豪・横手二中との再試合の日を迎えようとしていた。試合を前に、両校それぞれの思いが揺れる。巧と豪を案じる海音寺、天…

 QED 竜馬暗殺

講談社文庫 2007年3月 530p 800円(+tax) 高知の山深く、平家の落人伝説が残る蝶ヶ谷村。土砂崩れで密室と化した村の一夜に起こる殺人と自殺。大学の後輩全家美鳥を訪ねてきた桑原崇と奈々たちも事件に巻き込まれるが、その最中、維新の英雄・坂本龍馬暗殺の…

備忘録

あー「忙」という字はぁ「心」にぃ「亡くす」と書きます。ですからぁ、あまり「忙しい、忙しい」と言うのは、本当に心に余裕が無くなりますのでぇ、よろしくないですねぇ。こういうときは「充実してます」が適当ですよぉ などど、どこぞの経営コンサルが金八…

とりあえず

5冊更新。あと7冊・・・ 図書館シリーズは帯にもあらすじが書いてないので、ブログの方針上自分ででっち上げなきゃいけないんだけど時間がないので今日は割愛ってコトで。そのうちね、そのうち・・・できるのか? 話は変わるけど、今日は給料も出たので*1、…