2007-01-01から1年間の記事一覧

 レインレイン・ボウ

集英社 集英社文庫 2006年10月刊 310p 560円(税込) 高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した、七人の女性たち。二十五歳を迎え、それぞれが悩みやトラブルを抱えていた。過酷な仕事に疲れた看護師、厄介な職場で奮闘する栄養士、過去のあやまちを引きずる主…

 精霊の守り人

新潮社 新潮文庫 2006年9月刊 360p 580円(税込) 老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける…

 マジカルランド 個人情報、保護魔法! 

早川書房 ハヤカワ文庫SF 2006年2月刊 478p 800円(+tax) かつての魔法探偵社の事務所に、借金取りが襲ってきた! 聞けばスキーヴがクレジットカードで多額の買物をし、支払いを逃れているという。事情を知るためフリッバー次元の銘店街に赴いたオゥズは、そ…

休日

休日恒例となりつつある更新終了。 頑張って7冊更新したので、あと9冊。 ・・・前回更新終了時よりも増えている不具合発生w そういえばISBNコードが変わったんだねー。知らなかったです。 閑話休題。 せっかくのお休みなのに地震で起こされました。 僕の地域…

 書店繁盛記

角川書店 2006年9月刊 310p 1600円(+tax) 本屋さんの棚には、私たちの未来がつまっている 若い書店員の奮闘から、本と出版の未来を考える (帯より) 収録作品 ・はじめに ・第一章 リアル書店で働いています ・第二章 本屋さんの事件簿 ・第三章 開店準備は…

 ラスト・イニング

角川書店 2007年2月刊 238p 1200円(+tax) 「バッテリー」屈指の人気キャラクター瑞垣の目を通して語られる、彼らのその後の物語―― (帯より) 収録作品 ・マウンドへと ・白球の彼方 箇条感想 再試合の直前の「マウンドへと」と、後日談「白球の彼方」。 「…

 フィッシュストーリー

新潮社 2007年1月刊 258p 1400円(+tax) 「なあ、この曲はちゃんと誰かに届いてるのかよ?」売れないロックバンドが最後のレコーディングで叫んだ声が時空を越えて奇蹟を起こす。 デビュー第一短編から最新書き下ろし(150枚!)まで、小気味よい会話と伏線の…

 建てて、いい?

講談社 2007年4月刊 177p 1300円(+tax) 30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。それは、家を建てること――。仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家……それは正しい女の生き方ですか。 「家、欲しいな」 わずかであっても空間に囲まれている、独立し…

 終焉の詩 フェンネル大陸偽王伝

講談社 講談社ノベルス 2007年3月刊 323p 950円(+tax) 強国シスタスがソルド王国を再び侵略―― 最悪の報せが偽王フェンベルクに齎された。小国に残る友を救うため、戦いと恐怖の連鎖を断ち切るため、彼女は全ての元凶シスタス皇王がいる地へ。だが辿り着いた…

 バッテリーVI

角川書店 角川文庫 2007年4月 298p 514円(+tax) 「おれはピッチャーです。だから、誰にも負けません」いよいよ、巧たち新田東中は、強豪・横手二中との再試合の日を迎えようとしていた。試合を前に、両校それぞれの思いが揺れる。巧と豪を案じる海音寺、天…

 QED 竜馬暗殺

講談社文庫 2007年3月 530p 800円(+tax) 高知の山深く、平家の落人伝説が残る蝶ヶ谷村。土砂崩れで密室と化した村の一夜に起こる殺人と自殺。大学の後輩全家美鳥を訪ねてきた桑原崇と奈々たちも事件に巻き込まれるが、その最中、維新の英雄・坂本龍馬暗殺の…

備忘録

あー「忙」という字はぁ「心」にぃ「亡くす」と書きます。ですからぁ、あまり「忙しい、忙しい」と言うのは、本当に心に余裕が無くなりますのでぇ、よろしくないですねぇ。こういうときは「充実してます」が適当ですよぉ などど、どこぞの経営コンサルが金八…

とりあえず

5冊更新。あと7冊・・・ 図書館シリーズは帯にもあらすじが書いてないので、ブログの方針上自分ででっち上げなきゃいけないんだけど時間がないので今日は割愛ってコトで。そのうちね、そのうち・・・できるのか? 話は変わるけど、今日は給料も出たので*1、…

 まんまこと

文藝春秋 2007年4月 316p 1400円(+tax) 女好きの悪友が念者のふりをしろと言いだした!? 嫁入り前の娘にできた子供の父親は一体誰なのか。玄関で揉めごとの裁定をする町名主の息子として生まれた麻之助。これが、たいそうなお気楽もので、周囲は気がもめるの…

 推理小説

河出書房新社 河出文庫 2005年12月 317p 590円(+tax) 会社員、高校生、編集者……面識のない人々が相次いで惨殺された。事件をつなぐのは「アンフェアなのは、誰か」と書かれた本の栞のみ。そんな中、出版社に届けられた原稿には事件の詳細と殺人予告、そして…

 図書館危機

メディアワークス 2007年3月 343p 1600円(+tax) 収録作品 目次 一.王子様、卒業 二.昇任試験、来たる 三.ねじれたコトバ 四.里帰り、勃発――茨城県展警備―― 五.図書館は誰がために――稲嶺、勇退―― あとがき 箇条感想 - 読了は2007.4月

 図書館戦争

メディアワークス 2006年3月 345p 1600円(+tax) 収録作品 目次 一.図書館は資料収集の自由を有する。 二.図書館は資料提供の自由を有する。 三.図書館は利用者の秘密を守る。 四.図書館はすべての不当な検閲に反対する。 図書館の自由が侵される時、我…

 図書館内乱

メディアワークス 2006年9月 355p 1600円(+tax) 最新刊!!図書館の明日はどっちだ!?やきもき度絶好調のシリーズ第二弾、ここに推参。 (帯より) 収録作品 目次 一.両親攪乱作戦 二.恋の障害 三.美女の微笑み 四.兄と弟 五.図書館の明日はどっちだ あと…

 海神(ネプチューン)の晩餐

光文社 光文社文庫 2007年2月刊 463p 705円(+tax) タイタニック号沈没の際、ある著名作家が、自身最後の未発表原稿を空き瓶に入れた……。 20年後、資産家の息子・本山は旧友から謎の原稿を買わされた。米国に向かう氷川丸に乗り込んだ彼の船室に、何者かが盗…

 殺意は必ず三度ある

実業之日本社 ジョイ・ノベルス 2006年5月刊 261p 819円(+tax) のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後…

 イン・ザ・プール

文藝春秋 文春文庫 2006年3月刊 279p 476円(+tax) 「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎…

 ひとがた流し

朝日新聞社 2006年7月刊 315p 1600円(+tax) アナウンサーの千波、シングルマザーの牧子、プロカメラマンと再婚した美々。三人は幼なじみで、四十代を迎えてもなお、互いを思いやりながら、それぞれの人生を歩んでいる。けれども、千波に重い病の宣告がなさ…

 空から見た殺人プラン 天才・竜之介がゆく!

祥伝社 ノン・ノベル 2007年2月刊 323p 876円(+tax) 秋吉台に突然現われては消える神秘の湖、そこで、ダイバー姿の他殺体が発見された。しかし、被害者の遺留品は現場から離れた場所で見つかる。「さまよえる湖」と共に死体が移動した? 冒険家を名乗り迷路…

 四畳半神話大系

太田出版 2005年1月刊 290p 1680円(+tax) 大学三回生の春までの二年間を思い返してみて、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるべきための布石の数々をこと…

 青猫家族輾転録

新潮社 2006年4月刊 253p 1700円(+tax) 70年代半ばの就職氷河期に中堅商社に入った「僕」の社内抗争、リストラ、独立、合併と続く社会人としての転変と、一人娘の不登校、不良化を防ごうとする父親、家庭人としての奮闘をユーモアのある読みやすい文章で描…

 地球人のお荷物 ホーカ・シリーズ

早川書房 ハヤカワ文庫SF 2006年8月刊 382p 720円(+tax) 星間調査部隊少尉アレックスが不時着したのは、太陽系から500光年離れた惑星トーカ。そこに住んでいたのはテディ・ベアそっくりのホーカ人だった。天真爛漫で想像力豊かなホーカ人、アレックスと出会…

 雲の花嫁 フェンネル大陸偽王伝

講談社 2006年11月刊 327p 950円(+tax) 王を名乗るものは全て粛清する――。非道の大国シスタスによるこの皇王宣言に叛逆し、自らを偽王と名乗ったフェンベルク。命懸けで敵の牙城へと向かう幼き戦士は、シスタス軍の追撃から逃れた町で、ある真実を知る。そ…

 またしても

気がつくと最後のエントリから一ヶ月以上更新していない・・・(´・ω・`) 今日現在で単行本の読了が8冊。 最近は読み物系の雑誌に重点がいってるんだけど、雑誌って基本情報が手打ちだし、どおしようかと思案中。いや、結論が出るまで待ってたら来年まで書けそ…

 水辺にて on the water/off the water

筑摩書房 2006年11月刊 221p 1400円(+tax) カヤックで漕ぎだす、豊かで孤独な宇宙。そこは物語の予感に満ちている。 水辺でゆったりと、自分自身を自然の中に チューニングするかのように浮かんでいると、 それでも、 どこかに光があるような気がしてくるの…

 とっても不幸な幸運

双葉社 2005年3月刊 277p 1500円(+tax) ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世話好きな店長のいる酒場。 クセモノ常連客たちが、今日もアノ「缶」を持ちこんだ……。 缶の中にあるのは「災い」? それとも「幸せ」? (帯より) 収録作品 ・序章 ・第一…